電動歯ブラシ
電動歯ブラシは、もともと手用歯ブラシを十分に使いこなせない障害者の為に、1954年にスイスのフィリップガイ博士によって考案され、1960年代はじめにアメリカで商用化されたものです。
その後も、口腔清浄の意識の高まりが電動歯ブラシにも関心を集める事となり、それに伴って普及し、一般の人にも使われるようになったというわけです。電動歯ブラシは、その時代を反映したデザインや機能性を高める為の工夫がなされ、時代とともに発展してきました。
1980年代には、手用歯ブラシと同様な動き方をする電動歯ブラシも開発され、プラークの破壊では、手用歯ブラシと大差ないと研究報告がなされているのです。
90年代では音波を用いた電動歯ブラシも開発され、その発展は目覚ましいと言えます。クラークの破壊、歯肉の炎症を減らす効果も期待でき、有用性はあるでしょう。