歯とフッ素

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最初に生えてくる永久歯は、第一大臼歯です。俗に「六歳臼歯」とも呼ばれます。今は発育も良くなった事で早い子だと4歳くらいで生え始める子もいます。とはいえ個人差はあるかと思いますので、焦る必要はないですよ。生えたての歯というのは、まだ表面が弱い為、すぐに虫歯になってしまいます。かつて厚生省が六歳臼歯を中心にフッ素塗布を推奨させようとする動きがあります。しかしながら、反対派と推奨派の論争は絶えません。そもそもフッ素塗布は本当に効果はあるのでしょうか。この疑問に対して、予防効果は誰もが認めているといえます。理由としては、歯の中のカルシウムとフッ素が結びついてフッ化カルシウムになります。このフッ素が徐々に歯の結晶の水酸基と置き換わり結晶を強くする効果があるからなのです。結論として、確かに効果はあると認識してよいでしょう。しかし、「特効薬」ではなく「色んな予防策の内の1つ」という認識でいる必要があると思います。

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